株主優待とは企業が株主に自社の割引券や商品などを無料で受ける事。
日本株を買うと定期的に優待を受けられる銘柄があったりします
有名どころだと例えば日本マクドナルド
ハンバーガーの引換券をもらえたりします
いろいろもらえる株主優待ですが、権利付最終日までに株式を購入し保有していないと貰えません。
クロス取引とは
株を購入し優待を受けて、貰えたーと思っていても株価が下落しマイナス損益になれば意味がない。
株式なので、株価が変動するリスクがあります
そのリスクを抑えるのがクロス取引。
権利付最終日までに現物取引で買いを注文。
その時に同じ枚数で同じ株価で信用取引で売りで注文を入れます
これをすると株価が上がっても下がっても損失を抑えることができます
簡単に説明すると株価が1000円だったとします。
日本株の単元は100株なので、現物買いだと10万円。
株価が900円になると9万円になり、マイナス1万円。
クロス取引では現物買いと同時に、同じ株価、同じ数量で空売りを入れます。
株価が900円になるとプラス1万円。
空売りを説明すると100株借ります。
株価1000円で100株売ります。
手元に10万円あるとします。
株価が900円になり、100株を買い戻します。
9万円払うことになり、手元に1万円残ります。
100株を返します。
多分こういう事だと思います。
自分は独学なので、あまり詳しくはないですが、多分こういう事なのだろうと思っています
これを買いと売りを行う事で株価の変動のリスクを抑えられるという事です。
デメリット
メリットは株価のリスクを抑えられて株主優待を受けられる
じゃーデメリットはないのか?と思ったので調べてみました
- 売買手数料等が発生する
- 逆日歩が発生するリスク
- 配当金の受払い(買いは配当を受取り。信用売りは配当相当額を支払う)
- 対応できる証券会社が限られる
クロス取引必要資金
現物買いに信用売り。いくら必要か調べてみました
仮に一株1000円、100株で10万円の株でクロス取引をする場合
現物買いに10万円
信用売り証拠金に3.3万円以上
手数料・・
余裕をもって約15万円あれば可能だと思います
あまりカツカツで取引はおすすめできませんから。
投資は自己責任でリスクを抑えてやると良いですね。
優待の時期
権利確定月は3月6月9月12月が多いですね。
株主優待の発送は権利日の2~3カ月後に行う企業が多いそうです。
権利確定日からすぐ来るという事はなさそうですね。
気長に待ちましょう。
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